デキストリンは、α-グルコースがグリコシド結合によってできた物質のことで、「でんぷん」の仲間となります。
難消化性デキストリンとは、字の通り、消化されにくいでんぷん成分のこと。
主な特徴としては、糖や脂肪の吸収スピードを遅らせる、整腸作用、内臓脂肪や中性脂肪の低減、ミネラルの吸収促進といった効果に期待ができる成分となります。
食生活の欧米化に伴い、不足しがちな食物繊維を補う目的で作られ、さまざまな食品に利用されています。
安全性や摂取時の注意点もふまえ、難消化性デキストリンの副作用について解説します。
難消化性デキストリンには、大きな副作用はないとされています。
実際に、日本食物繊維研究会により、「難消化性デキストリン長期投与の影響」に関する研究が行われました。
研究データを見ても、3ヶ月の試験期間中に、下痢などの消化器症状を含め難消化性デキストリンに起因する随伴症状は認められなかった、とされています。
安全性調査におけるヒト試験において、1日3回毎食前に10gを16週間摂取し続けるという試験が行われました。
結果として、血圧などの生理学的検査値は変化もなく、血清タンパク質やカルシウム、マグネシウム、鉄といったその他の臨床検査値にも、難消化性デキストリン摂取による変化は認められなかったと報告されています。
下痢などの消化器症状や問題となる症状もみられず、安全であるという結果になっています。
日本国内においては、特定保健用食品(トクホ)の関与成分となっており、米国FDA(食品医薬品局)では、1日あたりの摂取量を決める必要がないほどに、安全な食品素材であると認めています。
一般的に、18歳~69歳の男性で1日20g以上、女性で18g以上が摂取目安とされています。
一方で、糖尿病の治療などにおいて、服薬治療を受けていたり糖質制限を受けている方のうち、摂取量に関して不安がある方は医師への確認をオススメします。
また、お腹がゆるくなるケースもあるようなので、妊婦さんや体調に不安がある方も、サプリの摂取時などは専門医に相談してみましょう。
60歳を超えて血糖値が上昇。難消化性デキストリンは医師から勧められ、あらかじめ効果には個人差があると言われていました。良く言われるダイエット効果は私は感じませんでしたが、血糖値の安定には効果が出ていると感じます。
私の利用しているサプリは、難消化性デキストリンの他にも80種類の植物発酵エキスが入っているからか、続けているとお通じが改善。脂肪や糖の吸収を穏やかに、という効果を実感しました。
難消化性デキストリンを飲み始めてから、ダイエットも兼ねて意識的に動くことで痩せました。商品の効果のみで痩せたとは思いませんが、少なくとも飲み始めてから体調も良くて、健康的に痩せていけている気がしています。
健康診断に向け、デキストリン入りミネラルウォーターを1日1リットル1ヶ月以上続けていますが、中性脂肪、血糖値、血圧ともに数値がさがりました。運動はスクワットを行うくらいでしたが、体重も3キロ減。とにかく甘いものや炭水化物、油ものを取るときは意識して摂取しています。
普段は快便だったのですが、飲み始めてからひどい便秘と下腹部の張りの不快感に悩まされ、体重も2キロ増えました。飲むのをやめたら便秘も解消し、体重も戻ったため、私には合わなかったようです。
腸内環境改善のため1ヶ月続けましたが、飲み出してからお腹が異様に張り、強烈な臭いのガスが出続け、結果便秘になりました。私には合わなかったようで、残念です。
難消化性デキストリンを毎日3食の食事に混ぜ、多めに摂取しました。しかし、体にはなんの変化も感じられませんでした。私には普通に少量でもサラダを食べる方が効果があると感じました。
憩室炎の経験もあり便秘対策として利用しましたが、私は難消化性デキストリンを摂取すると確実に便秘になります。何回試してみても、少なくとも2~3日は出ないです。一般的な飲料水にも入っているとのことでそれで便秘になることはないので、飲み方の問題かもと思いつつ中断しました。
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