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肩こり

嘘のように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、「糖尿病の方は肩こりになりやすい」と言われることがあります。

もちろん、糖尿病を発症しやすい中高年世代から、五十肩など肩こり症状に悩み始める方が多いのも事実。けれど、それ以外にも糖尿病と肩こりにはある関係があることがわかってきています。

糖尿病と肩こりは関係ある?

肩こりの原因はいろいろありますが、例えば五十肩の場合、肩関節周辺の筋肉や腱に炎症やコリが生じることが原因です。

糖尿病になると血糖値が高くなり、炎症なども長引きやすくなることから、普通の人よりも五十肩が治りにくく、また肩こりになりやすいそうです。

また、糖尿病性末梢神経障害は自覚症状として肩こりや関節痛を生じやすく、これも糖尿病になると肩こりになりやすいと言われる所以と言えるでしょう。

糖尿病による慢性の高血糖状態は種々の代謝異常を引き起こすが、神経線維に対しても器質的あるいは機能的変化をもたらし様々な病態を呈する。具体的な症状として多く見られるものに、四肢の疼痛およびシビレ、知覚障害、起立性低血圧、発汗異常、悪寒、下痢等がある。

出典: (PDF) 『血液透析患者の糖尿病性神経障害に対する星状神経節ブロック (SGB) 療法の効果』日本透析医学会雑誌、1994,27(10) [PDF]

糖尿病で肩こりになる原因

糖尿病になると肩こりになりやすい原因は、高血糖状態が続くことにあります。高血糖状態が続くと全身の血行が悪くなり、身体がむくみやすくなります。その結果、首や肩、背中などが張り、肩こり症状を感じやすくなってしまうのです。

糖尿病の肩がまた、肩の関節が拘縮(かたまり)やすくなるのは、高血糖が原因と考えられています。

肩拘縮は2型糖尿病でより発現頻度が高く,SABおよびGHJの血管内皮や滑膜細胞でのVEGFの発現と密接に関連する。また、VEGF 121は一次性の拘縮に165は糖尿病による二次性の拘縮に過剰発現して言う可能性が示された

出典: (PDF) 『糖尿病を合併した腱板疾患の肩関節拘縮における血管内皮増殖因子の意義-肩峰下滑液包と肩甲上腕関節との比較-』方関節、2005,29(3) [PDF]

また、糖尿病で高血糖状態が続くと各種細菌にも感染しやすくなります。肩こりとは少し違うかもしれませんが、過去には足から細菌に感染し、肩関節が化膿性の炎症を引き起こした糖尿病患者の方の症例も報告されています。

このように、肩こり以外にも身体の痛みを引き起こす作用が高血糖で生じることも大いにありますから、ぜひ、血糖コントロールはしっかりと行って、糖尿病をこれ以上悪化させないようにしましょう。

71歳,男性.2008(平成20)年6月中頃から両肩の痛みと発熱が出現し,6月28日に近医を受診し入院した.入院後,非ステロイド性抗炎症剤投与で痛みは改善傾向にあったが,微熱とCPKが高値のため,7月22日当院に紹介され入院した.入院後,右肩関節液培養でMethicillin-Susceptible Staphylococcus aureus (MSSA)が検出されたため,化膿性肩関節炎と診断された.整形外科転科後,持続灌流,抗生剤投与ののち骨頭切除が行われた.HbA1cが7.5%と高値のためインスリン療法を開始し,その後,症状が改善したので退院した.肩関節等に局注や外傷がないことから,感染源として肩関節痛が出る直前の左足感染からの血行性感染が疑われた.血糖コントロール不良の糖尿病患者においては感染が起こりやすく注意が必要と考えられた.

出典: (PDF) 『化膿性肩関節炎を合併した2型糖尿病の1例』糖尿病、2009,52(9) [PDF]

糖尿病で肩こりにならないために

糖尿病による肩こりを改善するには、血糖コントロールに加えて炎症や拘縮、肩の張りを解消してあげることが大切です。

通常の肩こりと同じように体操などをして高血糖によるむくみを改善、血行を促進してあげるのも有効です。また、鍼治療は糖尿病でも受けられますから、試してみるといいでしょう。

加えて血糖コントロールがしっかりできている方は、糖尿病が原因の肩こりになりにくいとも言われています。ぜひ、きちんと血糖コントロールをすることを心がけましょう。

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